あなたの職場や家族、知人にいませんか?
余計なおせっかいがウザイ人(苦笑)
あーした方がいいとか、もっとこーすべきだ、とか。
マーケティングプランナーの仕事をしていた頃、
ぼくにもそんな先輩がいて、ありがたいアドバイスを
受けまくりました(苦笑)
自分のやり方を半強制的に押しつけてくるんですが、
それはぼくのやり方にはまるで合わないワケです。
他にも、離婚したての頃、親、親戚、知り合い、
みんなが見合い話を持って来た時期がありました。
正直、まだそんな気にはなれませんでしたけど、断って
ばかりだと申し訳ないし、なんだか高望みしているミタイ
なので(笑)、顔を立てて会ってみたりもしました。
まーそんなんじゃ、うまく行くワケないですよね。
ところが、次から次へと懲りずにやたらと
見合い話を持ってくる人がいたんです。
もうプロかよ、と(笑)
これには参りましたねぇ。
良かれと思ってやってくれているのはわかるので、
「迷惑です」とも言えないし。
あなたの周りにもそういう困った人、いませんか?
今日はこんな人のヒミツをお話しします。
このヒミツを知っていれば、イラッとしにくくなれますし、
うまくすればその攻撃を絶妙にかわすこともできます。
なので、じっくり聴いてくださいね。
【うまく行ってないなら、従うのも手ですが】
余計なおせっかいをする人にも色々タイプがありますよね。
A)そんなにしつこくはないけれど、単におせっかいの
内容が全然フィットしていないだけの人
B)おせっかいを執拗に繰り返してくるので、
ハッキリ言ってありがた迷惑な人
今回お話しするのはBパターンの人です。
簡単に言えば、「あーもうしつこい!!!」って人(笑)
おせっかいな人が厄介なのは、「良かれと思って」
やっているコトですよね。
いっそ、敵意むき出しで来てくれよ、と(笑)
「良かれと思って」なんですが、残念なことに、
その人の思い込みや固定観念が入りがちです。
「○○した方がいいに決まっている」
「○○すべきよ!」
でもそれはあなたの価値観とは違うのだから
受け入れがたいし、「じゃ、どっちが正しいのか」
ミタイな話になりがちですよね。
ハッキリさせておきたいんですが、あなたがよっぽど
アウトローな人じゃない限り(笑)、価値観が極端に
誰かのものに劣っているなんてコトは、ありません。
もちろん、器用、不器用ってコトはありますから
あなたが今「うまく行っていないなら」違うやり方を
試してみる価値はありますよ。
やってみたら目からウロコみたいなコトは
よくある話です。
でもそうでもないなら、その人の価値観にイヤイヤ
従ったりしなくてもOKだと思います。
もしかしたら時が経って、その人のアドバイスが
ものすごくフィットする時が来るかもしれません。
その時は、「すいません、ジブン青かったっす!」
とザンゲして、素直ちゃんになって従えばいいんです(笑)
【執拗にアドバイスを繰り返すコトの意味】
さて、ここでのポイントは、その人のアドバイスが
執拗に繰り返されるってコトです。
人間が同じ行動を繰り返す場合、そこには意味があります。
「自覚していなくても」そこに意味があると
信じているから繰り返すのです。
「咲坂さん、回りくどい説明はいいから
どんな意味なのか早く教えてよ!」
いつもすみません。これからもよろしくです。
じゃ、ズバッと言うわよ(なんかのパクリ)
この人は、あなたに自分を重ね合わせているんです。
まるで鏡に映った自分を見ているかのように。
「あのねー咲坂さん、その人とアタシじゃ、
似ても似つかないわよ。」
いや、お気持ちはよくわかります。
でも、そう感じるのはその人の勝手なワケで(笑)
心理学用語で「投影」っていうんですが、その人、
あなたの何かの一面に、無自覚ながら自分との共通点を
見出しているんです。
【執拗なおせっかいのココロの奥底】
で、この人のココロには2つの特徴があるので、
ぜひ覚えておいてください。
まず1つ目ですが、、あなたに自分を重ね合わせた
その人が、あーでもないこーでもないって言うって
コトは、ハッキリ言えばその人、満たされていません。
だって、自分がハッピーだったら、鏡に映った自分である
あなたに意見する必要なんてないじゃないですか。
今思えば、マーケティングプランナー時代のぼくの先輩、
職場での仕事ぶりは孤立していて評価されていなかったし、
家庭不和から不倫まで抱えていました・・・。
満たされている人や成功している人って「こうした方が
いいよ。でも、それを選ぶのはあなただよ。」みたいな
感じで押しつけがないし、どこか突き放したような
部分がありますよね。
2つ目の特徴は、自分のやり方や価値観を押し付けるコトで、
自分自身の正しさを証明しようとする傾向があるんです。
もしあなたが、その人とは違うやり方で成功や幸せを
手にしちゃったらどうなると思いますか?
満たされていないその人にとっては「じゃー自分の今までの
人生は一体何だったの?」と思えてきて、つらいですよね。
だから、そんなシーンを見ずに「あーやっぱり自分の人生は
コレでよかったんだ」って思えるように、あなたに自分の
やり方をやってもらう必要があるんですね。
あ、もちろんコレ、本人は無自覚ですよ。
ぼくの見合い話をしつこく持ってきた人の例で言えば、
きっと家庭のため、子どものためって、自分を押し殺して、
我慢して、耐えて、今までやってきたのでしょう。
そんな人の目の前で、もしぼくがバツイチ独身で伸び伸び
ハッピーになっちゃったら、自分の人生は一体ナンだった
の!?って思えても仕方ないですよね。
このように、執拗におせっかいを繰り返す人たちは、
自分自身がハッピーじゃなくて、その人自身の価値観や
やり方の正しさに執着しているんですね。
それを否定するのがつらすぎるからです。
もう一度言いますが、満たされている人は「こうした方が
いいよ。でも、それを選ぶのはあなただよ。」みたいに、
押しつけがなくて、突き放したような部分があるものです。
「なるほどー咲坂さん、よくわかったわ。
で、一体どうしたらいいの?」
はい、続けてお話ししたいところなんですが、
例によってメチャクチャ長くなっちゃいましたので、
続きはまた次回・・・