Abermals wurde eine Dienerin hinaus

Abermals wurde eine Dienerin hinausgeschickt. Als sie zu dem Hund kam, fragte dieser, ob sie zu ihm geschickt sei; sie schwieg ängstlich. Da hieß der Rotbraune sie auf seinen Rücken steigen und lief mit ihr davon. Als zu dem Hügel kam, schüttelte er sie und fragte sie, wie spät es jetzt wohl sein könne.
Die Magd antwortete, dass es wohl die Zeit sein dürfte, wo sie des Königs Tisch zu decken pflege.
„So bist du also nicht die Tochter des Königs?“
„Nein.“
Da zerriss der Hund sie in Stücke.
Ein Tag verging. Abends hörte man wieder das Klopfen. Diesmal ließ sich die Königstochter nicht mehr zurückhalten. Sie sagte, ihr sehnlichster Wunsch sei es, das Leben des Vaters zu retten. Sie ging hinaus. Als sie vor die Tür kam, fragte der Hund: „Bist du zu mir geschickt?“
Sie antwortete leise: „Ja.“
Sie musste sich auf seinen Rücken setzen. Als sie in den Wald bei dem Hügel vorbeikamen, schüttelte er sie ab und fragte:
„Wie spät mag es jetzt wohl sein?“
Sie antwortete, dass es jetzt wohl die Zeit sein dürfte, wo sie zu ihrem Vater zu gehen pflegte.
„So bist du also die Königstochter?“
„Ja.“
„Dann steig’ wieder auf meinem Rücken, wir wollen ein Stück des Wegs weiter zurücklegen.“
Bei einem Haus hielten sie und traten ein. „Hier sollst du von jetzt an wohnen“, sagte er. In dem Zimmer standen ein Tisch, ein Bett und ein Stuhl, auch sonst war alles vorhanden, was sie brauchte.
So verging einige Zeit. Niemals sah sie einen Menschen. In der rotbraune Hund hier sich stets des Morgens und Abends im Haus auf; während des Tages aber war er oft fort.
Die Königstochter wurde schwanger. Da sagte einmal der Hund zu ihr, dass wohl bald die Stunde nahe, wo ihr Kind zur Welt käme, und dass man ihr dieses Kind wegnehmen werde. Er bat sie auch, sich vom Schmerz nicht überwältigen zu lassen, denn es sei für sie von großer Wichtigkeit.

結果 (日本語) 1:

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